一般的に家は、様々な自然災害に耐えられるように、基礎をしっかりと大地に固定して建てられます。
そこに居住する人にとっては安心して過ごせる日常の拠点であり、基礎となる場所です。
地に足をつけて、確実にじっくりと過ごそうとするのが4の本質です。
置かれた状況や場所の中では、自分の役割や居場所を求めた行動をしていきます。
まずは、自分のエリアを確保するために所有物を広げたり、自己主張をするような言動から始めるのが特徴的です。
自分が安心できる家のような場所の確保が4の本質にとってはとても大切なのです。
理に適っていない、安心できない場所だと判断すると即座に心を閉ざしてしまいます。物事に合理性を求めるので、意味を感じないこと、実感が持てないことには動きたくないのです。
それが4を本質に持つ方の宿命なのかもしれません。
安心できる場所だと判断できると、そこが新たな自分のエリアになります。
以前に確保した自分のエリアを解除して、新しい居場所の安定のために力を尽くそうとしていきます。そのため頼まれると断れず、許容以上に抱え込んでしまう傾向もあります。
4の本質は「気持ちの安心」が中心です。
自分の気持ちと誠実に向き合えるエリアの中では縦横無尽に動き回り、自分の王国を築いていきます。そのために必要となるスキルや資格などの獲得に動いていきます。その活動を通じて、人間関係を築くための自信と確信を身に着けていくのです。
それが4を本質に持つ方の人との向き合い方です。
自分の気持ちに誠実になれる“自分のエリア”を安定させることで良い流れに乗ることができます。